村橋 卓也（Murahashi Takuya）

私は、組織のマネージャーやリーダーを本来のありたい姿に「開花」させるコーチです。
「自分の望んでいる力を十分に発揮できていない」マネージャーやリーダーを、3つの切り口で支援します。
①「自分自身（内面）」
②「自部門や組織との関わり」
③「顧客や社会との関わり」

①「自分自身（内面）」
「自分が何をしたいのか」、「自分はどうありたいのか」という自分の中にある本質を一緒に考えていきます。案外自分が自分のことを理解していないことがあり、ここを掘り下げて考えることで、新しい自分の力を発見でき、本来の力を発揮することにつながります。

②「自部門や組織との関わり」
自分の所属する部門や組織の中で、「どのような存在でいたいのか」、「どういう影響を与えていくのか」という自分の本質を一緒に考えていきます。自分ではコントロールできないことに関心を向けず、自分が影響を与えていくことにフォーカスし、主体的に自分の力を発揮することにつながります。

③「顧客や社会との関わり」
自分の顧客または自分が生きる社会の中で、「どのような存在でいたいのか」、「どうすることに意味があるのか」という自分の本質を一緒に考えていきます。組織を超えた外の世界ですが、自分が直接または間接的に影響を与える可能性を考えることで、考えてもいなかった自分の力を発見できることにつながります。

【職歴】
大学卒業後、新卒入社の事業企業では人事、営業、営業戦略の仕事を通じ、ビジネスの基礎を身につける。その後、プロフェッショナル・キャリアを積むため、外資系人事コンサルティング会社で、タレントマネジメント、人材・組織開発のコンサルティングの仕事に従事する。
在職中の大学院での研究後、人事コンサルティングの経験を事業会社の仕事に活かすためにキャリアチェンジすることを決意し、外資系事業会社の人事部で、ピープルマネージャーとして、人材・組織開発の戦略企画、研修プログラムの企画・実施、メンバーのコーチングを主導する。2025年に企業を退職し、独立。

コーチングに関しては、部下のマネジメントに悩んでいた時に、コーチングを本格的に学び、自らクライアント体験としてもコーチングの効果を実感する。
2020年にプロの資格を取得し、プロの道を歩み始める。現在社内外の組織のマネジメント層にパーソナル・コーチングやグループ・コーチング、組織に対するシステム・コーチングを提供している。

【私のコーチングについて】
クライアントからは、「本来の自分の目指す姿を鮮明にすることができた」「自分の強みを認識することができ、勇気を持って行動できた」「自分では気づけなかった新しい自分に気づいて、視点が変わった」というお言葉をいただくことが多いです。
クライアントとの信頼関係を大切にしながら、クライアントのテーマに沿って傾聴し、常に本質にアクセスしながら、問いかけます。最終的には、自分のあり方（Being）に気づいて、さらに何をすることが大切なのか（Doing）に気づいていただき、具体的なアクションに挑戦することを確認しています。
このような関わりを通じて、一歩一歩、着実に目指す場所に向かい、結果として大きな変化に気づいていただけると信じています。そのコーチングの旅を一緒に伴走するコーチになれるように、私も精進しています。

【よくご依頼いただく方の特徴】
・昇進により役割や仕事の大きさが変化し、成果を出していきたい方
・異動より仕事の内容が変化し、適応していきたい方
・新しく外部から採用された方で、組織のカルチャーに適応したい方
・新しいプロジェクトを任され、効果的にリードしていきたい方
・自分のリーダーシップを変えたい方
・自分のアクションを習慣化したい方

【よくご相談いただくテーマ】
・ビジネスの成果につながる新しい視点やアイデア
・組織の期待や目標を実現するためのリーダーシップ
・上司、同僚、部下との関係構築
・部下のマネジメント・部下育成
・年上や社歴の長い部下のマネジメント
・自分自身の目指したい将来のキャリア

上記のテーマに限らず、コーチングのテーマは皆さんの自由です。その都度取り上げたいテーマをご用意ください。

【コーチングについて思うこと】
私自身は、人材開発コンサルティング経験（約15年）を通じて、社長をはじめ、マネジメント層の方々とお会いし、どうしたら組織の中で働く人たちが、モチベーションを高めて、組織と噛み合った状態で仕事ができるのかを一緒に考えてきました。
また事業会社の人材開発部門マネージャーとしての経験(約8年）を通じて、どうしたら上司や同僚、チームメンバーと良好な関係を築いて、効果的に成果を出していけるのかを常に考えてきました。

いろいろな方法があると思いますが、コーチングを通じて自己認識を深めて、個人のありたい姿を実現することは、意欲を高める上でも、その人を成長させていく上でも、欠かせないプロセスであると考えます。
同時に、個人のありたい姿を組織の目標や期待に可能な限りアラインさせていくことも、組織と個人を結びつけ、エンゲージメントを高めていく上で大切であると考えます。
そのためにはコーチングをしていく環境や場を組織内で整え、協力者や賛同者を増やしていくことも大事なのだとつくづく感じます。

恥ずかしい話ですが、私自身はコーチングを頭の中では理解しているつもりでしたが、マネージャーとしてメンバーを率いた際に、あるメンバーとの関係が長い間うまくいかず、マネジメントをうまくできない経験がありました。期待されるプロジェクトの成果も十分ではなく、挫折を味わいました。つまりコーチングを何もわかっていなかったのです。

そのため、すがる思いで2020年にCTIにてコーチングを学び直しました。そこで得た最大の学びと教訓は、「コーチとして関わる自分のあり方や行動を、自ら変えていくこと」でした。自分の頭の中の地図（パラダイム）を意識的に変えない限り、自分の行動は変わらないし、当然人は動かないし、成果は変わらないということでした。
常にこの教訓を忘れずに、意識的に習慣化し、コーチとしてのあり方と行動を探求しづつけています。