山﨑 絵美（Yamasaki Emi）

コーチの想い

• あなたのビジョンは何ですか？（目指している方向性、創りたい世界観）

  私が心から願っていることは「世界平和」です。地球から戦争がなくなって、すべての人が等しく大切にされる世界・・・それは、足元の世界が平和になることの延長にあると思うので、私の目の前にいるクライアントさんが心身共にゆるまることをとても大事にしています。セッションを通して自分に余白ができることで、自分の感覚や感情・考えに意識を向け、自分の小さな声に耳を傾け、今まで表現していなかったそれを自分が生きる社会へアクションする…これはもう十分な変化です。きっとその人の世界の観え方は違っているはずです。すると、そのクライアントさんから半径5mくらいにいる人に影響を与え、そんなかかわりをされた人がまた半径5mくらいの人へ同じようにかかわる…そんな循環を起こして世界平和へつなげたいです。

  そのビジョンや想いができた背景は何ですか？

  私はとても怖がりな子どもでした。両親は明るくポジティブ故にネガティブな感情をなるべく避けたい人たちでした。その子どもであるはずの私は、かえってネガティブな感覚・感情を敏感に感じてしまう自分は「ダメな子」なんだと、自分にレッテルを貼って苦しむことになりました。それを克服しようとする中で、『すべての人には「安心・自信・自由」をもつ権利＝人権がある』ということを学び、私が探していたのはこれだったんだと、とても腑に落ちた体験が元になっています。人は社会的な生き物です。かかわりを通して、安心を獲得し、チャレンジすることで自信を得ます。自分の可能性を自由に表現するためには、まずこの2つのフェーズをしっかりと経験することが大切だと思っています。

  コーチングをする上で、最も大事にしている価値観や信念は何ですか？

  最も大事にしている信念は「自分を知る＝しあわせにつながる」ということです。人のことはよく観えても、自分のことは実際のところなかなか観えていないことも多いものです。自己探究を始めると、自分の知らなかった一面に出会うこともしばしばですが、それは「私」というぼんやりした全体に対して、一片のピースを拾い集めていく作業にも似ています。そうやって、「私」の全体像が把握できるようになると、（どんな自分であっても）自分を肯定できるところが増えるので、満足感が増すということにつながるのかもしれません。私は、コーチングをする上で、そのプロセスをその人のペースでともに歩んでいくことを大事にしています。そのためにはその人の可能性とプロセスを信頼するということも含まれます。