「矛盾と葛藤しながらも、それを受け入れ、自分らしい人生を歩むこと」
組織と自分、理性と感情、全体と個。世の中には矛盾が溢れています。より大きな存在や確かな事実を前にすると、自分であり続けることが苦しくて周囲に合わせる方が楽に思えます。でも本心を隠して生き続けると、自分が何者で、何がしたいのか、どう生きたいのかさえわからなくなってしまいます。
「○○すべき」というのは本心でしょうか?周囲の意見や常識に左右されていませんか?それは自分らしくありたい自分の邪魔をする「心の妨害者」の仕業かもしれません。自分の心の声に耳をすまして、本心から願っていることに向き合うことで自分らしい人生を歩むことができます。
生き生きと伸び伸びと自分らしく生きようとすると周囲の目が気になります。それでも蓋で覆い隠した本来の自分を勇気をもって取り戻していこうとするクライアントの挑戦を全力で応援することが私のビジョンです。
私の中には「周囲の期待に応えて成果を出したい、成長したい」とドンドン先に進もうとする自分と、「そんなに頑張ってどうするの?無理せず行こうよ」と今を楽しもうとする自分の両方がいます。
以前の私は、留まることは衰えていくことで「周囲から置いて行かれる」という強迫観念を持っていました。いつも手や頭を動かしていないと不安で、眉間にしわを寄せて忙しく過ごしていました。1日数百通のメールをさばき、MTGしながら次のMTGのことを考え、「まだやれる」「もっとできる」と自分にプレッシャーをかけ、自分を過剰に追い込んでいました。ある日「こんなやり方ではあなたについて行けません」とメンバーから告げられたことが、「自分を変えたい!」と思うきっかけになりました。
「先に進まねば」という自分を押しとどめ、「今に留まって自分を見つめる」ことを繰り返すうち、「うずくまって立ち尽くす惨めな自分」が心にいることに気づきました。そんな惨めな自分になりたくないという恐怖心が、自分を追い立てていたのです。この恐怖心が私にとっての心の妨害者でした。恐怖から逃げるために一生走り続けていたくない。そのためには惨めな自分の存在を認める必要があり、それにはとても時間がかかりました。外で見せている「強い自分」ではなく、蓋をして隠している「弱い自分」を受け入れることで、ガチガチに身を固めていた鎧を脱ぎ捨てたようで身も心も楽になりました。
私自身がそうでしたが、感情を殺して今が辛いということにさえ気づかない(それを認めたくない)という方はたくさんいると思います。無意識に「○○せねば」「「○○べきだ」という考えに縛られて、必死にもがいている方を見ると他人事とは思えません。一度立ち止まって今、そして自分を見つめる時間を一緒に作って差し上げたい。自分自身が自分と何度も向き合うことで、鎧を脱ぎ捨てられるようになったからこそ、このようなビジョンを持っています。
私自身が感情を殺して生き急いでいたからこそ、「今、どう感じるか」を大切にしています。ネガティブで言いたくない感情(不安・恐れ・怒りなど)にも向き合います。ネガティブはポジティブと表裏一体で、ネガティブ感情から自身の強みに気づくこともあるからです。自分の中に存在する矛盾する両面を見つめることで、より大きな存在である自分を再発見していきます。
人はいつでも、どこからでも変わることができるし、その変化を起こすのは自分しかいない。人生のハンドルを握っていて選択権をもっているのは自分であることを信じています。そのためには、まず自分自身を認めることから始まる、と考えています。
平日 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|
早朝(7〜9) | × | ○ | ○ |
午前(9〜12) | × | ○ | ○ |
午後(12〜19) | × | ○ | × |
夜(19〜23) | ○ | ○ | ○ |