よく担当するクライアントの年齢層
私は、日本の伝統ものづくり産業が世界中に広く認知され、多様な人々の生活の中に日本の伝統製品や伝統技術が活用されることで日本のみならず世界経済が成長し、世界中の人びとに幸せをもたらしている社会の実現に貢献したいと考えています。
10年ほど前に金沢で日本酒を飲んだ際にその旨さに感動しました。日本酒は米と水、麹、酵母で作るのですが、それらの材料だけでフルーティーな酒、しっかりとした味わいの酒、すっきりとした酒など非常にバラエティのある酒が生まれます。日本酒は酒類の中でも最も奥が深い酒だと感じております。その製法は代々受け継がれてきており、複雑かつ繊細で高い技術力が必要とされます。
しかしながら近年高い技術力を持った蔵元が後継者不足や需要の低下で廃業していっております。
また日本には古来から代々受け継がれている伝統ものづくり産業が230品目あまりあり、そのほとんどが同じような課題を持って衰退していっております。
私の義父も伝統ものづくり産業ではないですが、自営で小さな鉄工所を営んでおり、特殊ねじなどの部品を作っていました。依頼される仕事は機械では加工できない精度を要求される部品や複雑な加工部品でした。それを義父は指先の感覚でミクロンオーダーの加工を行い仕上げておりました。
日本人が持つ研ぎ澄まされた感覚、繊細な技術を使って作り上げられる日本の伝統工芸、伝統産業が衰退している現状を知り、これらを失ってしまうのはもったいないと感じておりました。
一方「コーチング」はクライアントが持つまだ気づいていない可能性を引き出して目標や夢を実現するツールです。
この「コーチング」と伝統ものづくり産業を掛け合わせることで考えもしなかったようなアイデア、イノベーションが生まれ、新しい製品が創り出されるのではないか、そして日本古来の技術を使った新しい製品を日本だけではなく世界へ発信することで伝統ものづくりの技術が認知され、産業が活性化し、使う側、作る側双方に世界中の人々に幸せがもたらされるのではと考えております。
どんな人でもキラリと輝くものを持っております。しかし内に秘めた輝くものは本人だけではなかなか気づくことはできません。
その輝くものを共に見つけ出していくためにクライアントにしっかりと向き合い、五感で感じ取り、可能性を信じることがコーチングを進めていく上で最も重要だと考えております。
平日 | 土 | 日 | |
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早朝(7〜9) | × | ○ | ○ |
午前(9〜12) | × | ○ | ○ |
午後(12〜19) | × | ○ | ○ |
夜(19〜23) | ○ | ○ | ○ |